沖縄市の桑江朝千夫市長は10日、県庁に謝花喜一郎副知事を訪ね、今年開園50周年を迎える沖縄こども未来ゾーン(沖縄こどもの国)への運営費補助金の増額と、新型コロナウイルスの影響による収入減への追加支援を求めた。同園は新型コロナの影響で休園を余儀なくされ、入場者数減少による事業収入の落ち込みで厳しい経営状況が続いている。
謝花副知事は「県としてどんな形でお手伝いできるか、意見交換しながら県民にとって、子どもたちにとっての財産をしっかり存続し、一日も早く元に戻れるようしっかり取り組みたい」と述べた。県によると、2012~14年度は年間約7千万円、15年度以降は約8千万円の運営補助をしている。