米軍トップ、県の呼び出しに応じず 相次ぐ米兵逮捕 県が出向いて抗議


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米軍キャンプ瑞慶覧(フォスター、資料写真)

 10月末から相次いで米兵が逮捕されたことを受け、県は米海兵隊と在沖米総領事館のトップを県庁に呼び出したが、米側の両機関は12日までに断った。金城賢知事公室長は13日、米軍キャンプ瑞慶覧(フォスター)と総領事館を訪れて抗議する。

 県によると、フォスターでは米海兵隊太平洋基地政務外交部長のニール・オーウェンズ大佐が、総領事館ではジェシカ・メギル首席領事が対応する。米軍はこれまでもたびたび県の呼び出しを拒否している。日本政府側の外務省沖縄担当大使と沖縄防衛局長は10日、県の求めに応じ県庁で抗議を受けた。

 10月25日~11月8日の2週間で発生した米兵関連の事件は13件に上った。