下地幹郎氏の復党認め、できれば1区 国場組の国場会長<一問一答>


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「保守合同」を求める署名を前に下地幹郎氏の自民党復党を求める理由などについて説明する国場組の国場幸一会長(中央)ら経済界のメンバー=12日、那覇市内

 自民党県連に保守合同を要請した国場組の国場幸一会長と記者団の主なやりとりは次の通り。

 ―下地氏を1区公認候補として擁立してほしいという趣旨か。

 「できたら1区(公認候補)だが、それは県連や党本部で決めること。とにかく前提として復党を認めてほしい。県連には、本人を面接するなどフェアなプロセスを経て選んでほしい」

 ―現職の国場幸之助氏に足りない部分は。

 「中選挙区時代を知っているものからすると、動きが物足りない。那覇選出の県議と同じレベルの行動しか見えない」

 ―県連最高顧問の仲井真弘多氏は下地氏の復党に後ろ向きだが。

 「皆さんが心配するほど仲井真最高顧問との意見の差はない。保守合同ということに違いはないと思う」

 ―玉城県政について。

 「知事になる前は実務の経験がなく、ポストコロナの対応にも不安を感じる。保守サイドが一体となって県政を奪還しなければならないと強く思う。暗闇の中の荒れ狂った海に、経験不足の船頭さんが船を出しているようなもので、中央との関係やコロナ対応に怖さを感じる」