「船よ疾走れ!」琉球海運が70周年ソング 「ダイナミック琉球」コンビが制作


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 今年1月で創業70周年を迎えた琉球海運(那覇市、宮城茂社長=写真中央)は13日、演出家の平田大一氏=同左=と歌手のイクマあきら氏=同右=が制作した記念イメージソング「船よ疾走(はし)れ!」を発表した。ヒット曲「ダイナミック琉球」を手掛けた2氏がタッグを組み、コロナで苦しい状況にある県民や企業に勇気を与えられるよう思いを込めた。近日、同社ホームページで公開する。

 同日、那覇市の琉球海運本社でイクマ氏と平田氏が曲を披露、制作背景などを社員に話した。イクマ氏は「海を渡る姿をイメージした。パイオニア魂がこもった曲だ」と話す。作詞に関わった平田氏は「社員へのエールを込めた。新しい船出を飾る歌に」と期待した。

 琉球海運は1950年に設立。物資輸送だけでなく、旅客事業も手掛けた。76年には倒産を経験するなど厳しい時代もあった。宮城社長は「追い風の時もあれば逆風の時もあった。県民に夢を与えられるような会社でありたい」と話した。