センバツ21世紀枠、具志川商に推薦表彰状 粟國主将「全員で成長したい」


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21世紀枠推薦の表彰状を手渡す県高野連の岩﨑勝久会長(左から3人目)と受け取る具志川商の粟國陸斗主将(同4人目)ら=13日、うるま市の同校

 【うるま】来春の第93回高校野球選抜大会21世紀枠に具志川商を推薦することを決めた県高校野球連盟の岩﨑勝久会長らが13日、うるま市の同校を訪れ、推薦の表彰状を手渡した。野球部の粟國陸斗主将に表彰状を渡した岩崎会長は「県大会や九州大会で頑張り、候補校にふさわしい活躍を見せた。他県の高校と比べても遜色ない」と語った。

 具志川商は県秋季大会の準優勝校として九州大会に出場。準々決勝で0―3で敗れたが、これまでの実績、九州8強入りの戦いぶりなどが評価された。

 粟國主将は「もう一度チャンスがもらえた。冬も部員全員で成長できるよう必死に練習を頑張りたい」と意気込んだ。

 喜舎場正太監督は「今後もやるべきことをしっかりとやり、発表を待ちたい」と話した。川根茂森校長は「九州での悔しい思いがさらなる成長へのステップとなる。今回の推薦で、いい報告が来るよう期待している」と表彰伝達を喜んだ。

 21世紀枠は、12月11日に九州地区8校から1校が候補校に選出され、来年1月29日に全国9地区9校の中から3校が最終的に選ばれる。