60年の歴史から装いも新た 伊江村駅伝 小中学生や40代以上も参加 


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 【伊江】第1回伊江村駅伝大会(伊江村青年会主催・村体育協会、村教育委員会共催)が3日、村内で開催された。昨年まで「伊江村青年駅伝大会」として60年間の歴史を築いてきたが、さらなる競技力の向上と村のスポーツ振興を図ることを目的に、名称を変えて開催した。

第1回伊江村駅伝大会で、一斉にスタートする1区の小学生男子=3日、伊江村東江前の馬場通り

 これまで青年会員やOBが出場していたが、小中学生や一般女子、40代以上が出場する区間を新たに設定。村東江前の馬場通りをスタートし、村西江前のミースィ公園をゴールとする9区間、29・6キロで競った。

 7地区の代表選手が出場し、レースは序盤からトップが何度も入れ替わる白熱した展開となった。2位に2分以上差を付けた西江前区が2時間5分7秒でゴールし、初回優勝を飾った。大会は毎年、文化の日に開催される恒例行事で、沿道には例年より多くの村民が繰り出し、健脚を競う子どもたちや青年らに声援を送っていた。

第1回大会の優勝を飾った西江前区の選手たち

 開会式では、これまでの青年駅伝大会で大会記録を樹立した西崎区青年会や区間記録保持者(1区・知念富太郎▽2区・島袋辰雄▽3区・崎浜宏信▽4区・大城大地▽5区・福地健太郎)の功績をたたえ表彰した。2位以下の順位は次の通り。

 (2)西崎(3)川平(4)西江上(5)東江上(6)東江前(7)阿良

(金城幸人通信員)