県ホテル協会が感染症対策でWTTC認証を取得 世界基準のマーク


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認証取得を報告する県ホテル協会の川端昇氏(左)、鈴木アラディン誠氏=13日、那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ

 県ホテル協会(平良朝敬会長)は、世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)が発行する感染症対策の認証マーク「Safe Travels Stamp」を取得した。WTTCが定める新型コロナウイルス対策に関する安全基準を満たした組織や企業に、認証マークが発行される。

 世界基準の認証を取得することで、ホテルの安全対策について利用者に理解してもらう狙い。協会は会員へのマーク発行手続きの準備を進めており、施設内やパンフレットなどに掲示して感染対策をアピールする。

 WTTCは世界の観光事業者で構成する組織で、大手旅行社やホテルチェーンなどが加盟している。同協会の嘉手苅孝夫氏は「このスタンプがあることで、感染対策への意識があるという証明になる」と話した。