「ウイルス、ちゅーばー」 城間やよいさん、コロナ感染振り返る


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ラジオ番組で新型コロナウイルス感染症の闘病体験を語った城間やよいさん(右)。左は共演者の玉那覇直美さん=10日、那覇市のラジオ沖縄(同社提供)

 お笑いコンビ「泉&やよい」の城間やよいさんが10日、ラジオ沖縄の番組「ぬちぐすい女子会(じょしたい)」の収録で、新型コロナウイルスに感染した体験について語った。演劇「洞窟(ガマ)」の稽古場で感染対策をしていたのに、城間さんら19人のクラスター(感染者集団)が発生したことについて「ウイルスは本当にちゅーばー(強い)。どぅまんぎた(驚いた)」と強調。長時間の面談や3密を避けるなど十分に注意するようリスナーに呼び掛けた。

 稽古場では10月19日に出演者1人の感染が判明。共演者らも同日PCR検査を受け、城間さんは20日に陽性と判明した。同日夕方から急に強い倦怠(けんたい)感に襲われ、救急車で搬送され、入院した。「その2日前に微熱が出たが、2~3時間で下がったので異変に気付かなかった」と話した。

 連日の稽古で家族とほとんど会っていなかったのが幸いし、家族には感染が広がらなかった。入院中は頭痛や嗅覚障害が起こったという。11月5日に退院し、9日から仕事に復帰した。「これから寒くなるので、ウイルスはどこにでもいるという覚悟で気を付けよう」と呼び掛けた。番組は15日午後3時半から4時まで放送される。