「練習を積み出場権獲得したい」 五輪女子カヌー代表ら大宜味村で合宿


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宮城功光村長(後列右から2人目)を表敬訪問に訪れた東京オリンピックカヌー日本代表女子チームの選手ら=11月4日、大宜味村役場

 【大宜味】塩屋湾で合宿中の2020東京オリンピックカヌー日本代表女子チームの選手らが4日、宮城功光村長を表敬訪問した。村役場を訪れたのは小野祐佳選手(30)、久保田愛夏選手(24)、桐明輝子選手(24)と日本代表女子コーチのオクタビアン・イスパスさん(ルーマニア出身)と有村真衣子さんの5人。

 昨年冬期に塩屋湾で強化合宿をしていたパラカヌー日本代表の瀬立モニカ選手のコーチの紹介で、大宜味での合宿を決めたという。来年2月まで滞在し宿泊先は村内や近隣の民泊を利用している。宮城村長から特産品のシークヮーサー飲料が贈呈された。

 小野選手らは「オリンピックの出場権が決まる来年3月のアジア選手権に向け、練習を積み出場権を獲得したい」と抱負を述べた。
 (安里郁江通信員)