横田オスプレイ3機が嘉手納基地に飛来　目的は「米軍側に照会中」

　【中部】米軍嘉手納基地に16日、米軍横田基地配備のCV22オスプレイ3機が飛来した。CV22の飛来は今年3月以来で、目的は不明。

　周辺自治体は同基地での運用中止を求めている。

　CV22は午後1時半ごろに1機、午後3時42分ごろに2機が着陸した。沖縄防衛局は目視で飛来を確認した上で、飛来目的は「米軍側へ照会中」とした。CV22は2018年6月に初めて嘉手納基地に飛来した。

　沖縄市、嘉手納町、北谷町でつくる「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」（三連協）や県は、基地負担の増加や事故への懸念から、同基地での運用中止と配備撤回を求めており、飛来の度に抗議してきた。

　一方、同基地を拠点とする米空軍第353特殊作戦群は定期的な訓練実施を明言している。