サッカーJ2のFC琉球は16日、県内の全小学校にサッカーボールを寄贈した。球団を運営する琉球フットボールクラブの倉林啓士郎代表取締役会長らが同日、県庁を訪れ、贈呈式が行われた。
県内の全266校(国立1校、公立261校、私立4校)に4個ずつ、計1064個のボールを贈った。
FC琉球は首里城再建に向け、ユニホームに「REVIVE(再興)」と掲示するなど、地域に密接した活動を実施しており、倉林会長は「(チームカラーの)琉球レッドが入ったボールで体を動かし、少しでも明るく元気になってもらいたい」と話した。
倉林会長の申し出に広告代理業のターミナル(本社・東京)の西川聡代表取締役CEOが「沖縄の未来のためなら」と快諾し、スポンサーとなって実現した。金城弘昌県教育長は「子どもたちが校庭で運動している姿は県民に勇気を与える」と感謝した。