Vリーグ元選手がバレー教室 「自分の限界に挑戦して」子どもたちにエール 沖縄・名護市


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
子どもたちを笑顔で指導する櫻井由香氏(中央奥)=15日、名護市の21世紀の森体育館

 【名護】バレーボールのVリーグで活躍した元選手を講師に迎えたバレーボール教室が14、15の両日、名護市の21世紀の森体育館などで開催された。2日間合わせて、小学生から高校生までの女子選手約120人が参加し、最高峰の舞台で培った技術や経験を学んだ。

 講師は櫻井由香氏(元デンソー・エアリービーズ)、冨士田裕大氏(元サントリーサンバーズ)、山口かなめ氏(元NECレッドロケッツ)の3人。

 女子日本代表で北京五輪に出場した櫻井氏は、ウォーミングアップひとつとっても「自分の限界に挑戦すること」と熱心に指導した。オーバーハンドパスやアンダーハンドパスなど基礎動作の確認を行った。

 教室は日本バレーボールリーグ機構の国内での競技の普及・活性化を目指す「V・明日夢(みらい)プロジェクト」の一環として開催された。参加した仲兼久琉衣さん(安和小4年)は「指のトレーニング方法など、いろいろと勉強になった」と充実した内容に満足そうだった。