琉球アスティーダ、開幕戦完敗「流れつかめなかった」 東京に0ー4 卓球Tリーグ


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琉球アスティーダ―木下マイスター東京 サーブを放つ宇田幸矢=17日、東京都のアリーナ立川立飛(C)T.LEAGUE

 卓球Tリーグ2020―21シーズンが17日、開幕した。琉球アスティーダは東京都のアリーナ立川立飛で木下マイスター東京と開幕戦を行い、0―4で初戦を落とした。第1マッチダブルスは宇田幸矢・戸上隼輔が0―2で田添健汰・及川瑞基に敗れた。第2マッチシングルスの平野友樹は水谷隼に、第3マッチシングルスの宇田は及川に、第4マッチシングルスの吉村真晴は大島祐哉にそれぞれ0―3でストレート負けした。次戦は18日、同会場で東京と戦う。

 厳しい船出となった。琉球アスティーダはダブルス1、シングルス3の全てを落として0―4の完敗。東京に勝ち点4を献上した。

 若手の宇田幸矢をダブルスとシングルスで起用した。ダブルスは同じく若手の戸上隼輔と組んだ。破壊力のあるドライブを武器に攻めたが、勝負どころで競り負けた。第1ゲームを落とすと、第2ゲームは大差を付けられた。

 宇田は「久しぶりの試合で緊張もあった。流れを引き戻すことができなかった」と悔やんだ。シングルスでは回転力のあるサーブを駆使して挽回を狙うも連続失点して主導権を握られた。要所でのミスもあり、課題を残した。

 第4試合シングルスの吉村真晴主将はゲーム序盤でリードを奪いながらも終盤に連続失点で追い上げられる展開でストレート負け。「残念な結果になったが気持ちを切り替えて次戦以降を戦いたい。ベテランの戦い方と若手の勢いを融合させたい」と勝利を目指す。

 張一博監督は「4試合ともチャンスはあったが、流れをつかめなかった。凡ミスが出てしまった」と振り返る。「出足が鈍いチームだが、これ以上は悪い試合はできない」と気を引き締め直した。


▽男子
東京(4) 4―0 琉球(0)

▽女子
神奈川(3) 3―2 日本生命(1)