医師会病院で5人がコロナ感染 救急受け入れを制限 沖縄・名護市


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
北部地区医師会病院

 【名護】名護市の北部地区医師会病院は17日、入院患者3人と職員2人が新型コロナウイルスに感染したと公表した。感染を受けて救急受け入れを一部制限しているが外来は通常通り診察している。県がクラスター(感染者集団)や院内感染に当たるかどうか調査している。

 同病院によると、14日に一般病棟の同じ部屋の患者3人の陽性が判明した。年代はいずれも80代以上。3人との接触が疑われた職員や患者計91人にPCR検査を行い、17日に20代と40代の女性職員の陽性が確認された。同病院は「個人の特定につながる」として2人の職種を明かしていない。

 患者の濃厚接触者とされた職員3人の陰性が18日に判明したが、予防的措置として当面は自宅待機を続ける。