ホテル界の「アカデミー賞」　沖縄から7施設が受賞　「百名伽藍」は7回連続

　ホテル業界のアカデミー賞と呼ばれる「ワールド・ラグジュアリーホテル・アワード2020」がこのほど発表され、県内から過去最多の7ホテルが受賞した。南城市のホテル「百名伽藍」が2014年から7回連続で海辺の高級ホテル部門でアジア大陸賞に輝いたほか、19年に開業した「Okinawa EXES Naha」（那覇市）もデザインで評価されて初入賞となった。

　19日、県内受賞ホテルの関係者らが那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハで報告会を開いた。受賞ホテルを代表し、かりゆしの玉城智司社長は「県内ホテルがそれぞれ頑張った結果だ。来年10月30日に県内で開催するアワード授賞式にしっかり取り組んで、県観光を盛り上げていきたい」とあいさつした。

　「ワールド・ラグジュアリーホテル・アワード」は06年に設立され、旅行業界の専門家や旅行客など約30万人の評価と投票に基づいてホテルを選出する。受賞ホテルは次の通り。

【ラグジュアリーホテル】
▽Okinawa Spa Resort EXES
▽ANAインターコンチネンタル石垣リゾート

【ラグジュアリーレストラン】
▽Okinawa EXES Naha
▽Okinawa Spa Resort EXES
▽ANAインターコンチネンタル石垣リゾート
▽百名伽藍

【ラグジュアリースパ】
▽ロワジールホテル＆スパタワー那覇
▽The Ritz―Carlton Okinawa
▽ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
▽ANAインターコンチネンタル石垣リゾート