コロナ禍の沖縄観光に展望は おきぎん美ら島商談会 課題解決へヒント探る


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オンラインでコロナ禍のビジネス展開などについて話し合った「おきぎん美ら島商談会」の参加者ら

 沖縄銀行(山城正保頭取)は19日、観光業者向けの課題解決型商談会「第4回おきぎん美ら島商談会」をオンラインで開いた。県内から観光関連事業者や観光協会など24者、新型コロナウイルスの感染対策に特化した県外のソリューション提供企業15社が参加し、課題解決手法や、コロナ後のビジネス展開について話し合った。

 同商談会は三菱UFJ銀行、中小企業基盤整備機構沖縄事務所、福岡銀行グループの「FFGビジネスコンサルティング」と共催した。20日まで続き、旅先で休暇を楽しみながらテレワークを行う「ワーケーション」に関するパネルディスカッションも開かれる。

 19日の開会式で沖銀の山城頭取は「課題解決策のヒントを見いだし、ビジネスの一助としてほしい」と語った。

 台湾向けの訪日観光サイトを運営するビーノストラベル(東京)セールスチームの海老澤佑太さんは「コロナ禍でもユーザーは情報収集している。沖縄の情報を紹介するなど、協力していきたい」と語った。