コロナ対策 沖縄県民がとるべき注意点 県が集中実施呼び掛け


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 沖縄県は20日、12月11日までの3週間、新型コロナ感染対策を集中的に実施するように呼び掛けた。県内では飲食や会食の場で感染し、そこから家庭内で感染を広げるケースが相次いでいる。県が示した会食、職場、家庭で県民が取るべき行動をまとめた。

 会食は、人との接触機会が多くなる立食形式ではなく、座って席を移動せずに食事をする。隣の席とは最低1メートルは間隔を空ける。店側は、アクリル板などで仕切りを設置し、飛沫(ひまつ)感染を防ぐ。飲食の際はマスクを外しても、会話をする際は、マスクやハンカチで口元を押さえ、飛沫が飛ぶのを防ぐことを心掛ける。

 飲食は4人以下の少人数で2時間以内とする。深酒やはしご酒は控え、適度な酒量にする。2次会へは行かずに帰宅する。

 家庭内では日々、定期的な換気やうがい、手洗いなどで感染リスクを下げる。高齢者や症状がある家族と接するときは、お互いにマスクを着用する。食事の前後に必ず手洗いすることを習慣づける。

 期間を通じて、より一層の健康管理を行う。風邪をひきやすい季節でもあり、体調不良時は自宅療養し、早期にかかりつけ医や県コールセンターに相談する。コールセンターは(電話)098(866)2129。