普天間・佐真下ゲート前の土地、1月29日までに一部返還 交差点周辺を改良へ


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 【東京】在日米軍基地の運用などを協議する日米合同委員会は21日までに、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の佐真下ゲート付近の土地約990平方メートルに関し、来年1月29日までに返還することで合意した。

 当該地は普天間飛行場東側を走る市道11号線の交差点に接続する場所に当たる。今後、11号線の整備が進むに従って交通量の増加が見込まれることから、現道のカーブを緩やかにする必要性が指摘されていた。

 返還合意に先立つ2018年12月には当該土地の日米共同使用が承認されており、承認に基づき道路工事が進められてきた。

 道路工事が完了し、返還条件となっていた佐真下ゲートと市道11号の接続工事も終えたことから、返還が合意された。