沖縄県勢の女子走り高跳びが活況だ。23日に開かれた陸上の秋季記録会。10月の日本選手権で準優勝を飾った徳本鈴奈(友睦物流)と、同月の全国中学生大会で2位に入った比嘉桃花(石垣島アスリート)が初めて同じ大会で“競演”した。
2人とも自己ベストの更新とはならなかったが、比嘉は「憧れの選手」と慕い、今夏には志願して共に練習をさせてもらった徳本について「上に行く力、しなやかさがすごい」とフォームの勉強になった様子。徳本も恐縮しながら「憧れられるのにふさわしい存在でいたい」と表情を引き締めた。国内トップの舞台で競い合う日は、そう遠くないかもしれない。