快勝の首里、多彩な攻撃で圧倒 バレー県高校新人大会


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首里―西原 第1セット、高い打点からスパイクを放つ首里の奥山日菜子=23日、豊見城市民体育館(大城直也撮影)

 23日に行われたバレーボールの県高校新人大会で、女子は首里が西原に2-0で勝利し、5年ぶり2度目の優勝を果たした。

 首里が県総体、春高予選で敗れた西原に快勝した。リードを許したのは第2セットの最初の1点のみ。スパイクを次々と決めた奥山日芽子は「コンビネーションで圧倒できた」と納得顔だった。

 セッター與儀柚依佳が敵のブロックの高さを見ながら左右にトスを上げ、サインに反応した奥山が走りながら片足跳びでスパイクするブロード攻撃を決める。第2セットでは前衛がスパイクを打つと見せかけて、エース奥山日菜子がバックアタック。「気持ちよかった」と見事なコンビネーションを決めた。

 東風平和成監督は「まだエースに頼っている。もっとできるはずだ」とより高い水準を求める。奥山日菜子主将は「沖縄での優勝だけでなく、日本一を目指して練習している」と躍進を誓う。


 【女子】
▽準決勝
西原
2―1(25―14,17―25,25―17)
中部商

首里
2―0(25―14,25―18)
小禄

▽決勝
首里
2―0(25―12,25―16)
西原