スポーツ

北中城高のエムプレオ2冠 自転車沖縄県選手権

 自転車の第35回県選手権大会のトラックレースが28日、県総合運動公園自転車競技場で行われた。北中城高2年のエムプレオ・トシアキが200メートルと1キロタイムトライアルで優勝して2冠を飾った。200メートルは11秒526、1キロは1分08秒895の自己ベスト記録だった。2キロタイムトライアルは渋谷一斗(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)が2分34秒070で制した。29日はうるま市州崎特設コースでロードレースが行われる。




◆九州の悔しさ糧 成長の走り


1キロタイムトライアル 自己ベストの1分08秒895で1位になった北中城のエムプレオ・トシアキ=28日、県総合運動公園自転車競技場

 エムプレオ・トシアキ(北中城高)が1キロタイムトライアルで成長ぶりを見せつけた。1分08秒895はこれまでの自己記録を約2秒縮めるベストタイム。「得意のスタートダッシュがうまくいき、足がよく回っていた。残り2周は楽しくいけた」と最後までスタミナが落ちなかった。

 今月中旬に行われた全九州高校新人では思うような結果が残せなかった。1年の新垣快琉がスクラッチを制し「後輩が何とか頑張り一つの種目だけでも1位を取ってくれた。自分は悔しい思いが残った」と今大会への発奮材料になった。

 スタートダッシュをかけても、後半も落ちない持久力を身に付ける1日30キロの練習をこなしてきた。ペダルの回転数、心拍数を限界ぎりぎりまで上げるメニューにも取り組んだ。


エムプレオ・トシアキ

 宜野湾の志真志小、嘉数中では野球に打ち込んだ。高校から自転車競技を始め「最初は先輩に付いていくのが精いっぱいだった」と苦笑い。約1年半でめきめきと頭角を現した。

 次に目指すのは1分06秒台。「後輩が超えられないような記録を残したい。沖縄全体を盛り上げられるように取り組んでいきたい」と王者の自覚と風格を漂わせた。

(大城三太)

 



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