和牛のリブステーキやアグーをドライブスルーで 「いい肉の日」のイベント


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
県産食肉の詰め合わせセットの中身を説明する、普天間朝重会長(左)=29日、豊見城市のJAおきなわ食菜館「とよさき菜々色畑」

 県産食肉等消費拡大推進協議会(普天間朝重会長)は「うちな~いい肉の日」の29日、県産食肉の消費拡大を目的に、県産食肉のドライブスルー販売会を実施した。

 本島北部・中部・南部の3会場に分散して行った。事前抽選に当選した300人が会場を訪れ、県産食肉の詰め合わせセットを購入した。

 同協議会は例年、街頭イベントで来場者に県産食肉の試食を振る舞っていたが、今年は新型コロナウイルス感染防止の観点から見送った。豊見城市のJAおきなわ食菜館「とよさき菜々色畑」に家族で受け取りに来た、安村孝さん(38)=豊見城市=は「こういう形でイベントを行ってくれてうれしい。焼き肉にして夕飯に食べたい」と笑顔で話した。

 同協議会の普天間会長は「コロナの影響で県産和牛やアグー肉の販売が厳しい状況にある。今こそ県産食材を県民に食べてほしい」と呼び掛けた。

 詰め合わせセットは和牛のリブステーキやアグー肉、若鶏、卵など8千円相当で、同協議会の助成によって5千円で販売した。事前抽選には542人の応募があった。