二階氏が下地氏復党に含み「自民党として判断あり得る」


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二階俊博幹事長

 自民党の二階俊博幹事長は30日の記者会見で、党沖縄県連に復党願を提出した無所属の下地幹郎衆院議員の復党に含みを持たせた。組織政党として、復党に反対する県連の意向を尊重するのは大事だとした上で「そればかりではない。党としての判断もあり得る」と述べた。下地氏は2004年参院選の沖縄選挙区などで対立候補を支援したとして離党勧告を受け、05年に自民を離党。17年衆院選では沖縄1区から日本維新の会公認で出馬し、共産党の赤嶺政賢氏に敗れたが、自民党の国場幸之助氏(岸田派)と共に比例復活した。