ロワジール那覇に女性初の支配人 浦添出身の武田氏


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ロワジールホテル&スパタワー那覇の総支配人に就任した武田寛枝氏(左)と退任した藤井幸氏=1日、那覇市泉崎の琉球新報社

 1日付でロワジールホテル&スパタワー那覇の新総支配人に就任した武田寛枝(ひろえ)氏(47)と、退任した藤井幸氏(47)が1日、琉球新報社を訪れた。武田氏は同ホテルで初の女性総支配人で、初代総支配人以来の県出身者となる。

 武田氏は浦添市出身で、1993~2000年にエアー沖縄(現・ANA沖縄空港)で旅客サービス業務に従事した。03年からリクルートライフスタイルで、「じゃらん」や「ホットペッパー」などの媒体を通して飲食店やホテルへの送客事業に携わり、13~17年にリクルートライフスタイル沖縄の社長を務めた。

 武田氏は「オンライン・トラベル・エージェント出身なので口コミの活用やユーザー目線の知見はあるが、ホテルのオペレーションは初めて。業務に携わる皆の意見を取り入れていきたい」と意気込んだ。

 総支配人を3年2カ月務めた藤井氏は、同ホテル所有者のソラーレホテルズアンドリゾーツ(東京都)に異動する。「沖縄観光が追い風を受けて伸びる中で得がたい経験をした。武田氏には、外からの視点を持ち込んでくれることを期待している」と話した。