普天間離着陸、10月は1209回 外来機飛来で6%増 防衛局調査


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米軍普天間飛行場=宜野湾市普天間

 【宜野湾】沖縄防衛局の目視調査によると、宜野湾市の米軍普天間飛行場で航空機が10月に離着陸などした回数は9月の1137回から6.3%増加し1209回となった。外来機の飛来回数が増えた。一方、全体は昨年10月の1506回より19.7%減少した。

 今年10月の内訳は、常駐機が9月の954回から2.4%増の977回。外来機は9月の183回から26.8%多い232回だった。昨年10月との比較では常駐機は1272回から23.2%少なくなった。外来機は234回から0.9%減少した。

 航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の時間外である午後10時すぎの夜間飛行は、9月の48回から12回に減った。昨年は3回だった。常駐機は輸送機MV22オスプレイが334回で最多、CH53E輸送ヘリが289回で続いた。外来機はF15戦闘機が6回、最新鋭ステルス戦闘機F35Bが4回飛来した。