越冬のカワウ、本土から早めの飛来 水辺に30羽 名護・真喜屋ダムで確認


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水辺で羽を休ませるカワウ=11月11日、名護市の真喜屋ダム(山原昼夜さん撮影)

 【名護】名護市の真喜屋ダムで11月11日、水辺に約30羽のカワウが飛来しているのを今帰仁村の野鳥愛好家、山原昼夜さん(70)が見つけ、撮影した。例年は12月ごろから多く飛来するが、今年は約1カ月早く飛来しているという。1~2月には数百羽まで増える見通し。
 県内各地で野鳥を観察している山原さんによると、真喜屋ダムに飛来したカワウは水辺や流木防止ネット(フロート)で羽を休めたり、上空を飛び交ったりしていた。
 越冬のため本土から飛来したとみられるカワウに、山原さんは「沖縄の冬は暖かいので野鳥を観察するにはとてもいい」と話した。