沖縄県議48人の資産平均568万円 最高は大浜氏1億283万円 今年6月時点


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 今年6月の県議選で当選した県議48人の任期開始時点の資産等報告書が2日、県の条例に基づき公開された。公開されたのは土地や建物、定期預金や有価証券、ゴルフ会員権、借入金など。総資産の平均は568万円で4年前の公開時(954万円)より386万円減少した。県議トップは大浜一郎氏(沖縄・自民)で1億283万円だった。総資産が1億円を超えたのは大浜氏のみ。

 県の資産公開条例では、県議の任期開始時の資産などについて報告書を県議会議長に提出することとなっている。今回の資産公開に当たり、総資産が1千万円を超える県議4人が県議選を機に引退したことで総資産の平均額を押し下げる要因となった。

 総資産の上位5人を見ると、2位が仲村家治氏(沖縄・自民)で5584万円、3位が中川京貴氏(同)で4689万円、4位が座波一氏(同)で1985万円、5位が平良昭一氏(おきなわ)で1627万円だった。上位4人を自民会派の県議が占めた。

 ゴルフ会員権を持っているのは1人、株券を持っているのは1人、借入金があるのは16人だった。