虐待死、沖縄県内で6件 07~18年、母のDV被害割合高く


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 県は2日、2007年1月1日~18年3月31日までの間に、県内で発生した18歳未満の子どもの虐待死事案が6件あったと明らかにした。厚生労働省が9月に公表した、全国の虐待死に関する調査結果によると、沖縄の特徴としては実母がドメスティックバイオレンス(DV)を受けた経験がある割合や、若年妊娠の割合が高くなっているという。

 県議会11月定例会で、仲里全孝氏(沖縄・自民)の代表質問に名渡山晶子子ども生活福祉部長が答弁した。

 名渡山部長は「関係機関と連携を図りながら、児童虐待防止やDV対策になお一層取り組む」と語った。