新「WATTA」は読谷産いちご「シャンパングラスで楽しんで」 オリオン発売


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新商品「WATTAいちごスパークリング」をPRする(右から)日立トリプルウィンの相島正美社長、石嶺伝実村長、石井芳典部長=4日、読谷村役場

 【読谷】オリオンビール(豊見城市、早瀬京鋳社長)は4日、地産地消による商品開発の一環として、読谷産いちご「ベリームーン」を使った缶酎ハイ「WATTA(ワッタ)いちごスパークリング」を発表した。15日から数量限定で販売する。スパークリングワインのような華やかなテイストで、アルコール度数は5%と他のワッタ商品より若干高めに設定した。

 ベリームーンは爽やかな酸味や香りが特長のいちごで、日立製作所グループで初めて農業分野に参入する日立トリプルウィンが、2017年から読谷村内で生産している。新商品はほんのり淡いピンク色で、天然色素にこだわった。

 4日、読谷村役場で開いた会見で、オリオンビールの石井芳典執行役員商品開発部長は「甘みと酸味の調和が絶妙で、とても飲みやすい」と説明。ターゲット層の20~30代女性に向けて「ぜひシャンパングラスなどに入れて、ワイン感覚でおしゃれに楽しんでいただきたい」とアピールした。

 350ミリリットル缶7千ケースを、県内のスーパーやコンビニなどで販売する。