コロナ新規47人中22人「接触感染」 高齢者福祉施設のクラスター発生、4カ月ぶり


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 新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した那覇市の高齢者福祉施設は、入所もデイサービスもある施設で、感染拡大の要因は調査中となっている。高齢者福祉施設でのクラスター発生は、8月にうるま市のデイサービスでの発生以来となる。

 4日に県が発表した新規感染者47人のうち、22人が感染者との接触による感染とみられ、家族内12人、職場3人、飲食2人、施設内感染2人、友人2人、1人は確認中。残る25人は経路が判明していない。

 市町村別では那覇市が最多で19人、沖縄市6人、中部保健所管内5人、宮古島市、浦添市で各3人、うるま市、南部保健所管内で各2人、名護市、宜野湾市、豊見城市、糸満市、南城市、北部、八重山保健所管内で各1人。米軍関係の感染者20人のうち、7人は2週間の隔離後の検疫で感染が判明した。