マナティー館がリニューアル 故郷を再現、ターコイズブルーで明るい空間に


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ターコイズブルーで彩られた水槽で優雅に泳ぐマナティー=4日、本部町の海洋博公園

 【本部】本部町の海洋博公園内にあるマナティー館が4日、リニューアルオープンした。水槽の色を改修前のうぐいす色から、マナティーの生息地である米国やメキシコの川の色合いを再現したターコイズブルーで彩った。3頭のマナティーは気持ち良さそうに泳ぐ姿を見せた。

 水槽の色だけでなく、照明も明るくなり、本来の生息環境に近い状態となった。マナティーをじっと見詰めていた謝花こすもさん(26)=名護市=は「再開するのをずっと待っていた。めちゃくちゃかわいい」と興奮した様子だった。

 同館は給餌体験も実施している。時間は午後2時半から餌が無くなるまで。マナティーの飼育を担当する山﨑啓さん(34)は「明るく美しくなった空間で、マナティーを見て癒やされてほしい」と来館を呼び掛けた。