伊江中が個人・団体で初代王者に輝く メールも1位から3位を独占 パソコン入力県中学生大会


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 【伊江】第1回パソコン入力コンクール沖縄県中学生大会(県中学校技術・家庭科研究会主催)の選考結果が11月22日に発表された。和文入力1年生の部で、伊江中パソコン同好会の儀間美乃里さん(1年)が1位、和文入力共通の部で内間朱里(あかり)さん(3年)が1位、八巻愛波(あろは)さん(同)が2位に輝いた。伊江中は同部門の団体の部で優勝を飾った。メールコンテストの部でも内間さん、儀間さん、八巻さんの3人が1位から3位を独占、同校は個人と団体の両方で初代チャンピオンに輝いた。(中川廣江通信員)

初代チャンピオンに輝いた(前列右から)内間朱里さん、八巻愛波さん、儀間美乃里さんと、顧問の仲里研一郎教諭(後列右)、副顧問の西江香音教諭=11月25日、伊江村西江前の村立伊江中学校

 同大会は県内で初開催となった。競技は専用のソフトウエアを使用し、5分間でタッチタイピングの速さや正確性を競う「和文入力の部」と、メール機能を生かして30分間で当日出題される課題のメールに、相手の気持ちを受け止め、自分の思いを返信する「メールコンテストの部『あなたへのメールコンテスト』」の2部門が行われた。

 新型コロナウイルスの影響で、各学校の監督者の下で競技が行われ、入力データとタイピングの様子を動画や写真に写し、事務局に提出して審査された。

 同校は同コンクールの全国大会に2年連続出場を果たしている。同好会のメンバーは、環境、災害、平和、いのち、いじめなど幅広い内容を題材として練習問題に取り組んだ。他の結果は次の通り。(敬称略)

 【和文入力の部】▽1年生の部(2)佐久川政志(沖縄東中)(3)比嘉大貴(沖縄東中)▽共通の部(3)末吉晏来(浦添中3年)▽団体の部(1)伊江中(2)金武中(3)沖縄東中