沖縄労働局(福味恵局長)は3日、女性の管理職登用など女性の活躍推進への取り組みが優良だとして、厚生労働省認定の「えるぼし」企業に、建設業の福地組(嘉手納町、福地裕吉社長)を認定した。県内7社目。また、産休や育児休業など子育て支援に積極的な「くるみん」事業者に、みつわ福祉会(南風原町、大城喜信理事長)を選定した。県内25社目。
福地組は管理職に占める女性の割合が15・4%と平均値(建設業は2・9%)を大幅に上回った。
認定書を受け取った福地一仁専務は女性が活躍しやすい環境整備を進めるとともに、「男性職員の育児教育も大事だ。研修を通じて社員の意識を変えていきたい」と述べた。
みつわ福祉会では育児休業の取得率が男女共に100%に達した。みつわ保育園の大城昌信園長は「これからも保育士が子育てをしながら、働き続けられる環境を整えていきたい」と述べた。