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琉球銀行を装い携帯電話のSMS(ショートメッセージ)でインターネットバンキングのパスワード等の詐取を試みる事案で、10日正午までに利用者から「身に覚えのない送金がある」として、4件、計1530万円の不正送金被害が確認されていることが分かった。被害への対応は「検討中」という。フィッシング詐欺とみられ、琉銀は注意を呼び掛けている。
メールには「お客様の琉球銀行に異常ログインの可能性がございます。下記URLで検証お願いします」と書かれており、インターネットバンキングのパスワードを入力するよう誘導している。
同行は「お客様にSMSや電子メールでインターネットバンキングのパスワード等を入力させることはありません」として、誤ってパスワードや契約者番号等を入力した場合、取引店か最寄りの支店に連絡するよう呼びかけている。
同行によると、9日午後6時ごろからSMSが送り付けられている。10日午前から問い合わせが殺到している。不正送金の被害を受けた利用者以外にもパスワードなどを入力した事例が多数あるという。その場合はインターネットバンキングを停止させる措置を講じている。
このメールは琉銀の口座を開設しているかどうかにかかわらず、不特定多数に送られている。沖縄県警もツイッターで注意を促している。
問い合わせは、琉球銀行営業企画課(電話)0120-19-8689。
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