ベトナム人を不法就労させた疑い、群馬の派遣会社など書類送検 沖縄県警


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ

 沖縄県警は8日、元技能実習生で在留資格のないベトナム人6人を沖縄県内の工場に派遣したとして、出入国管理法違反(不法就労助長)の容疑で、労働者などの派遣を行う「東新産業」=群馬県太田市=と、関連会社の30代役員の男を那覇地検沖縄支部に書類送検した。

 県警は、ベトナム人の元技能実習生らが在留資格を失効していながら就労していたとして、勤務する工場などを捜査していた。元技能実習生のベトナム人6人は2019年、不法残留の容疑で逮捕、起訴され強制退去処分となった。

 書類送検容疑は19年中、在留資格のないベトナム人の元技能実習生6人を沖縄県内の工場に派遣した疑い。