情報通信技術を活用した次世代交通サービス「MaaS(マース)」の実用化を目指す、沖縄MaaS事業連携体(代表会社・沖縄都市モノレール)は11日、第3回協議会を那覇市の沖縄都市モノレールで開いた。
協議会は、交通チケットや県内観光施設の入場券がスマホで一括購入できる仕組みを構築し、今月下旬からサービス開始を予定している。11日の会合では、沖縄都市モノレールやバスに、沖縄美ら海水族館などの観光施設入場券を組み合わせた「セット販売」のメニューが40件以上そろったことが報告された。
各種チケットの決済、購入するシステムは、アプリではなく、ウェブページで運用し、領収書の発行などもページ上で可能となる。通常の価格よりも割引して販売されるという。
2021年2月から始まる第2段階では、船舶など、連携する他のサービスのチケットも購入できるよう機能を拡充していく。