金武町議1人がコロナ感染 会食に同席、町長ら自宅待機


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 【金武】金武町議会の男性議員1人が14日までに、新型コロナウイルスに感染した。議会事務局などによると、男性議員がPCR検査を受け、同日までに陽性が確認されたと連絡があった。同議員と濃厚接触の疑いがあるとして、仲間一町長と池原均副町長が自宅待機をしている。

 男性議員や仲間町長らは、11日に開会した町議会に出席していた。同日、仲間町長や池原副町長、男性議員など議員数人が、町内で飲酒を伴う会食をしたという。会食の席には5~6人程度が参加した。県は新型コロナ感染防止策として、4人以下での飲食を呼び掛けている。

 仲間町長と池原副町長は14日にPCR検査を受けた。16日に結果が判明するまで自宅待機する。仲間町長は「念のための検査だ」と強調した。

 議会は21日に次の日程を行う予定。議会事務局は、ほかの議員にも検査を受けるよう呼び掛けている。議会事務局は「詳細が分かり次第、公表する」とした。