運転代行業者30社が参加する一般社団法人「沖縄県運転代行ビジネス協会」がこのほど設立され、役員らが15日、那覇市の県政記者クラブで会見した。協会内で統一した「マナー基準」をつくり、会員に徹底する。
藤澤雅義会長は、業界内で無認可や無保険、法外な請求をする事業者が存在していることを指摘。協会として関係法令や接客などのマナー講習を実施し、優良運転代行者認定制度を創設するなど、安心して利用できる代行事業者の育成を目指す。
藤澤会長は「(悪質な業者との)差別化やビジネスの地位向上を目指したい。経営勉強会なども開き、生産性向上にもつなげていきたい」と語った。
同協会は会員や賛助会員を募集している。協会への問い合わせは(電話)098(975)5355。