戦闘機の音に中学生も耳をふさぐ…F35B2機が普天間飛行場に飛来


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米軍普天間飛行場から離陸する最新鋭ステルス戦闘機F35B=17日午後2時11分、宜野湾市内

 【宜野湾】米軍岩国基地(山口県)所属とみられるF35B最新鋭ステルス戦闘機2機が17日午後1時すぎ、宜野湾市の普天間飛行場に飛来した=写真。県によると、上大謝名公民館で午後1時5分、最大105・1デシベルの騒音を記録した。市の基地被害110番には「とても迷惑だ」などの苦情が寄せられた。

 F35の飛来は10月7日以来。100デシベルは「電車通行時のガード下」に相当する音とされる。南側から着陸した2機は給油した後、午後2時11分に北側へ向けて離陸した。離陸した際、近隣の中学校の運動場では耳をふさぐ生徒らの姿が見られた。普天間飛行場では同日、所属機のヘリが離着陸訓練を繰り返した。