嘉手納基地のPCR検査、陽性率は0.6% 無作為検査は感染確認ゼロ


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米軍嘉手納基地(資料写真)

 米空軍嘉手納基地の第18航空団は16日、本紙の取材に対し、新型コロナウイルス感染防止策として14日間の隔離を解除するために行うPCR検査について、陽性率が7月以降、約0・6%だと明らかにした。米軍は沖縄入りする全員に14日間の隔離と解除前の検査を課している。

 これまでに確認している感染例はほとんどが入域に伴う隔離解除前の検査で見つかっていると強調した。また、在沖米軍関係者から無作為で選んでPCR検査を実施しているが、この検査で判明した感染者はこれまでにいないと説明した。無作為検査は2週間ごとに全構成員の1%、医療関係者の10%を抽出して実施している。