「来年の主役」口之島牛を紹介 沖縄市のこどもの国


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餌あげ体験に挑戦する子どもたち=12月6日、沖縄市の沖縄こどもの国内の在来家畜コーナー

 【沖縄】動物飼育員が毎月テーマを変えて行う動物ガイド「琉球のいきものガイド12月 来年主役」が6日、沖縄市の沖縄こどもの国内の在来家畜コーナーで開かれた。

 今回は来年の干支(えと)にあたる丑(うし)で在来家畜の口之島牛「しのぶ」(13歳、雄)の生態について、担当の佐次田貴弘飼育員が紹介した。

 日本ではこどもの国を含め2例しか飼育されていない口之島牛のしのぶは、牧草や配合飼料を食べて平均400キロほどの体重が600キロと通常より大きい個体と説明した。

 那覇市より家族で訪れ牧草の餌あげ体験をした小畑星稀(ほまれ)ちゃん(5)は「ちょっと怖かったけどおいしそうに食べてくれてよかった」と笑顔で話した。
 (喜納高宏通信員)