屋根なしバスで観光巡り セルリアンブルーが来月から定番化


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オープントップバスから国際通りの風景を眺める乗客ら=22日、那覇市内

 観光商品開発のセルリアンブルー(那覇市、砂川盛潤社長)は、2階建ての屋根なしバスで県内を巡る「オープントップバスツアー」を企画した。21年1月12日から販売を始める。風通しが良く、コロナ禍の新しい生活様式に合ったツアー商品として、1日4便、毎日運行する。沖縄でオープントップバスが定番商品化されるのは初めてという。

 22日、関係者向けの試乗会が実施された。車両の高さは3.7メートル。通常の貸し切りバスよりも高い目線からの風景を楽しめ、頭上を通過するモノレールや信号、歩道橋など臨場感が味わえる。

 北谷町美浜のアメリカンビッレジコース、豊見城市豊崎のDMMかりゆし水族館コースなど、主要な観光施設を巡るコースがある。座席数は34だが、コロナ対策として乗車人数を27人以下に制限する。

 価格は2500~8千円。ツアーで巡る各施設の入場料なども含む。「Go To トラベル」「おきなわ彩発見バスツアー」の割り引きも適用できる。

 プレオープン記念として、31日~1月3日の4日間限定で、大人は千円、子どもは500円の特別価格で提供する。問い合わせは、セルリアンブルー(電話)098(941)6828。