浦添市長選への立候補を表明した伊礼悠記氏と記者団との一問一答は次の通り。
―訴えたいことは。
那覇軍港建設が一番の争点だ。キャンプ・キンザーの返還については、街づくりという観点からも軍港を造らせない方が発展する。コロナ対策はもちろん、性の多様性を含めて一人一人が大切にされる浦添市を実現したい。
―西海岸開発については。
これまでは絶対にきれいな海を埋め立てさせないという立場で主張してきた。市長選では多くの市民の声を拾い上げていきたい。
―「オール沖縄」との関係性は。
市長選は無所属で立候補する。「オール沖縄」の枠組みをも超える市民党としての戦いをしていきたい。
―軍港移設を容認する人からの支持を受けるか。
「移設容認だが今の市政は変えないといけない」と思う方がいれば一緒に戦う。
―玉城県政は那覇軍港の浦添移設を容認している。
玉城知事も市長選で軍港反対の民意が出れば尊重すると言っているので、まずはこの市長選を「軍港建設を許さない」という立場で勝たなければならない。