糸満・美々ビーチ近くに大和地所がホテル計画 客室270~280室予定 着工は21~22年見込み


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糸満市西崎町の美々ビーチ(資料写真)

 不動産開発の大和地所(押川雅幸代表)が、沖縄県糸満市西崎町の美々ビーチ近くに新たなホテルの開発を計画していることが24日、分かった。詳細な開業予定は決まっていないが、21~22年ごろの着工を見込んでいる。温泉を掘削し、長期滞在型のホテルを計画しているという。

 サザンビーチホテル&リゾートの隣接地となる。大和地所の担当者によると、敷地面積は約1万3200平方メートル、新ホテルの延べ床面積は約2万6400平方メートル。客室は270~280室を予定し、1部屋平均60平方メートル程度と広い造りにする計画という。

 担当者は「沖縄は短期滞在が多いので、長期滞在をしてほしいと思っている。未定の部分が多いが、(新型コロナウイルスの)収束状況を見ながら判断していくことになる」と話した。