ひと足お先に正月気分 イオン琉球祝市 福袋前倒し販売


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お目当ての売り場で福袋を選ぶ家族=29日、イオン南風原店(大城直也撮影)

 イオン琉球(南風原町、佐方圭二社長)は29日、「2021 新春祝市」をひと足早く開始し、福袋の販売や特売企画を年内から実施している。例年初売りは元日だが、新型コロナウイルス対策として買い物客の分散や接触回避を図るため、3日前倒しのスタートでゆとりをもった買い物を呼び掛けている。

 巣ごもり需要の高まりを受け、ソファやテーブルなどの家具、本部町産まぐろやもとぶ牛を特別価格で販売する「福」企画を実施している。

 イオン南風原店では、年末年始の買い出しをする客や家族連れなどでにぎわった。ドライブスルー方式で購入品の受け取りができるネットスーパーも、12月の利用者数が通常の1・5倍に増えているという。

 年末年始は大人数が集まるのを控える家庭が増えており、サイズの小さいおせちの売れ行きが好調で、既に完売したという。

 湧川仙二店長は、「コロナ関係でつらいこともあったが、来年につなげて良い年を迎えてほしい」と話した。