水の大切さ巡る全日本中学生作文コンクール 県知事表彰


社会
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 水の大切さについて県民の関心を高め、理解を深める第43回「全日本中学生水の作文コンクール」の県知事表彰式が28日、県庁で開かれ、優秀賞5人、入選4人に表彰状が手渡された。優秀賞の5編は同コンクールの中央審査に推薦される。

第43回「全日本中学生水の作文コンクール」で県知事表彰を受けた生徒たち=28日、県庁

 地方審査には県内の11校から32編の応募があった。「貴重な沖縄の水」と題し、優秀賞を受賞した西原中1年のレイフィールド快さんは、沖縄独特の水タンクの存在を通して水不足に陥っていた過去を知り、水不足の原因やその対応策を調べてまとめた。表彰式では「水という貴重な資源を大切に使いたい」と話した。

 その他の表彰者は次の通り(敬称略)

 【優秀賞】

▽南孝之輔(石垣第二1年)「ぼく達の使命」

▽小谷杏奈(粟国2年)「『共助』の遺産」

▽作田ゆい(小禄2年)「“当たり前じゃない”大切な水」

▽仲地芽依(小禄2年)「共に生きるパートナー」

 【入選】

▽奥平琴羽(下地1年)「今ある『水』に感謝して」

▽平良柚(西原1年)「人と人との協力」

▽前田夏奈(与勝第二2年)「『命の水』」

▽比嘉恭平(東2年)「沖縄県の水がめ、福地ダム」