キングス 沖縄アリーナでホーム戦 来年4月から、プレイベントも


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琉球ゴールデンキングスのホームゲームを開催する沖縄アリーナのイメージ図(提供)

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは31日、沖縄市に建設中の沖縄アリーナで2021年4月からホーム戦を実施すると発表した。アリーナは20年度内に完成予定。本拠は現在の沖縄市体育館から移り、新たなホーム会場での公式戦が始まる。

 4~5月にあるアウェー戦3試合は映像装置を使った観戦イベントも行う。一般貸し出しを含めた本格的な供用開始を記念したグランドオープニングイベントは6月5、6の両日に予定している。

竣工に向けて作業が進む沖縄アリーナ。中央の510インチ大型映像装置を使い、アウェー戦の中継も予定している(提供)

 アリーナ指定管理者の沖縄アリーナ(木村達郎社長)と、キングスを運営する沖縄バスケットボール(同)が発表した。4月10日から5月末までをプレオープニングイベント期間に位置付け、その一環でキングスの公式戦を行う。

 4月10日の三河戦を皮切りに同月中に7試合を実施し、レギュラーシーズン最終戦となる5月2月の名古屋戦を含めたアウェー戦3試合は、大天井からつるす移動式の510インチ画面を使い、ファンに迫力ある映像で観戦してもらう。キングスが5月のチャンピオンシップに進出した場合のホーム戦もアリーナで実施する。

 すり鉢状の会場は音楽ライブや展示会などの用途にも利用でき、収容人数は最大約1万人。バスケでは約8千人の観客を入れることができる。両社は「『みんなのアリーナ』として親しまれる施設になっていくことを目指す」とコメントした。