「一日中爆音だ」「眠れない」 夜間のオスプレイ飛行で101デシベルの騒音 宜野湾市


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米軍普天間飛行場に着陸する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ=5日午後10時17分、宜野湾市内

 【宜野湾】米軍普天間飛行場で垂直離着陸輸送機MV22オスプレイなどが5、6の両日、午後10時を超えて飛行し、滑走路南から着陸した。県と宜野湾市の騒音測定によると、滑走路南側の上大謝名公民館で5日午後10時3分に、92.2デシベルの騒音が発生。午後10時14~28分には89デシベル台の騒音を2回記録した。また午後9時53分には5日最大の101.0デシベルを観測した。

 市の基地被害110番には5日、「一日中爆音だ」「眠れない」「低空飛行でうるさい」など14件の苦情が寄せられた。市は苦情を米軍や沖縄防衛局に送り、市民生活に配慮するよう求めている。米軍の航空情報(ノータム)では、5日から7日、午前7時から午後11時まで普天間飛行場を運用するとしている。6日は外来の米海軍P8対潜哨戒機も離着陸を繰り返した。