うるま市の建築業者が倒産 新型コロナ関連は沖縄で7件目


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 帝国データバンク沖縄支店は7日、新型コロナウイルス感染の影響を受け、建築工事業者「シンケンハウス」(うるま市、新里紹太代表)が昨年12月31日で事業を停止したと発表した。負債は債権者約30人に対して約2億円。同社の集計で、コロナ関連倒産は県内で7件目となる。

 帝国データバンクによると、シンケンハウスは1968年創業、RC造りの一戸建て住宅建設をしていた。ピーク時の売り上げは年間約4億6千万円だったが、同業者間の競争によって受注が伸び悩み、感染症の拡大で営業活動が停滞した。