勝連城跡で「肝高の阿麻和利」 中高生が1年ぶりに熱演 


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勝連城跡で「肝高の阿麻和利」 中高生が1年ぶりに熱演 
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 【うるま】うるま市の中高生らが演じる現代版組踊「肝高の阿麻和利」の勝連城公演(主催・TAO Factory)が9日夜、同城跡特設会場であった。約1年ぶりとなる公演で、待ち望んでいた来場者を楽しませた。時折小雨が降る中、出演者は寒さを吹き飛ばすような熱演を見せた。

 観光庁の「あたらしいツーリズム」の一環で実施された。組踊と現代音楽で、勝連城主「阿麻和利」の半生を表現した。新型コロナウイルス感染対策で入場者数を制限し、抽選で選ばれた約500人が鑑賞した。公演中、会場は赤や青、黄色にライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれた。

 10、11の両日も公演があり、抽選で選ばれた人のみ入場できる。